うまいっしょ北海道!
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原酒で北海道だけの味

   北海道の伝統料理

と言ったらやはり工場に行くのが一番です。ウィスキーならニッカ余市工場、日本酒なら増毛の国稀酒造、旭川の男山酒造、栗山の小林酒造などとなりますが、札幌にだって実はあります。 千歳鶴で有名な日本清酒がそれ。
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に「鮭の飯寿司(いずし)」があります。これはもう酒の肴としては申し分ないのですが、如何せん作る人が少なくなって来ました。そこで普及を兼ねて自宅での飯寿司製作法を公開したところ、それを見て実際に作られる方が出て来ました。
飯寿司の作り方についての質問も1年に数件ではありますが来ております。その中には埼玉県東京都の方もおられます。
当サイトの飯寿司の作り方はここをクリック!
2002年12月11日「千歳鶴酒ミュージアム」がオープンしましたので興味のある方はぜひどうぞ。
●ウィスキー・・・ニッカウヰスキー原酒15年 ¥3,500 150ml
北海道余市工場限定品。従って余市に行くしかありません。そこで試飲が出来ます。口に含んだときパッと口いっぱいに広がる香りと原酒のみが持つ濃さを感ることができます。720ml換算では16,800円になりますが、本物を少しだけ飲んでみたいという人にはお勧めです。
安いところでは10年もの¥1,800がありますが、こちらは非常に個性が強いと言えます。つまりピートの香りが強いのです。燻製に似た香りと言いましょうか一種独特です。このほかにもありますが、値段、味を考慮すると15年ものが最適なのではないかと思います。
余市ニッカの原酒 余市ニッカの原酒直売所
原酒直売所の中国語表記
最近では台湾・香港観光客用に中国語(繁体字)表記もするようになった。(2004/8/2撮影)
(1999.09.03)
久しぶりに余市工場を訪れ原酒15年と原酒10年の2種類を買って来た。早速飲んで見てびっくりした。味の傾向が前回とまるで違うのである。今度は15年ものがピートくさく10年ものがまろやかになっている。味は年数では無く、樽それぞれに因ると言うことが分かった。
ピートの香りが強くなってしまったウィスキーは何年経ってもその傾向が出るのである。これで通信注文を受けていないと言う理由を理解することが出来た。規格化できないのである。うまかったのでもう一度注文したら今度は味がまるで変わっていたと言うことが起こるのだ。毎回試飲してみて気に入ったら買う、これが一番確かだ。10年ものはこんな味、15年ものはこんな味と決めつけることは出来ない。何度か飲んで見て初めて、こういった傾向の味の間に入っているでしょうとは言える。
今度はどんな味なのだろうと思って飲む。これがまた楽しい。この楽しみは発酵製品全てに言える。鮭の飯寿司、ヨーグルトなどもそうだ。毎回味が違う。今回訪れていろいろ話をうかがった原酒直売所の案内兼販売員、寺沢三郎さんが「ウィスキーづくり40年 寺沢三郎さん・67歳」というタイトルで北海道新聞に紹介されていました。
その一部を紹介します。
…………………1998年10月27日 北海道新聞…………………
国産ウィスキーの古里、後志管内余市町のニッカウヰスキー北海道工場に今春オープンした「ウィスキー博物館」。出口前の樽(たる)貯蔵倉庫で「原酒」を販売しているのが「寺さん」だ。今の立場は同工場のアルバイト。製造に携わったウィスキーの原酒を自分で売る、日本では、ちょっと出会えない人なのだ。
飲んで見るかい。香りをかぐだけでも長生きするよ。自分が手がけた原酒を自分で売っているんだ。ウィスキー好きの人が来て「死ぬまでに一度飲んでみたかった」と言った人もいたさ。 
続きを読みたい人はこちら(1999/09/29追加)

お手軽価格で旨いのは原酒「スーパーニッカ」、これは酒・米のスーパー「ロッキー」に置いてあることもあります。何故かニッカ余市工場で買うより安い。通常で2,200円位、2,000円を切った時もあった。昨日ロッキーに行ったときは在庫なし。この時期だとお湯割りもなかなかイケル。(2005/12/11)

このスパーニッカがYahoo!ショッピングだと2,119円で購入できます(残念ながら2008/12/24現在2,427円となっていました。その内また安いのが出るかも)。札幌の量販店と同じ位ですが、送料分だけ高く付きます。500mlで55.5度の製品です。味は間違いないのでまとめ買いでもいいかも。(2006/11/7)
Yahoo!ショッピングの「ニッカ 原酒」ページへ
 
●日本酒・・・男山 原酒 ¥1,400 720ml

旭川市「男山酒造酒造り資料館」で限定販売されています。蔵本だけの特別販売品ですので一般の小売店では扱っておりません。しかし地方発送もしているのでご希望の方は問い合わせてみるといいでしょう。何せ清酒ですので上記ニッカウィスキーほどのインパクトはありませんが芳醇で清酒独特の香りがします。手頃な濃度で飲みやすいためついつい手がでてしまうタイプの酒と言えるでしょう。目、鼻、口で味わってください。無料試飲コーナーがありますのでいろいろ試されるのがいいと思います。なお資料館には「酒造り三百年、木綿屋の歴史」が展示されていますので酒好きの方は一見の価値あり。

 

男山酒造の日本酒一覧
●日本酒・・・国稀 生酒の原酒(辛口) ¥1,450円 900ml

北海道・増毛の原酒。甘口と辛口があるが酒好きには辛口の方がいいでしょう。口に含むとまず麹の香りと甘味がとろっとした感触と共に伝わって来る。ごくんと飲み込んだ後の切れは辛口独特のもの。甘口にはこれが無いのでちょっと物足らなく感じる。麹の香りは製造月日からの期間によるので要注意。出来るだけ近いほうがいいし、封を開けたら早く飲みたい。いかにも生きている言う感じだ。味が変化する。これが発酵食品の面白いところである。今の所、日本酒ではこれが一番好きだ。最近、札幌市内の酒屋さんでも売っているし、もし石狩に行く事があったら下記の佐藤水産に寄ってみよう。国稀の原酒と酒の肴が手に入る。(2000/4/23)
なお最近、社名が「本間合名会社」より「国稀酒造株式会社」に変わった。  (2001/12/23追記)
国稀酒造の社屋
国稀生酒の原酒
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■北海道増毛 国稀 Yahoo!ショッピングで買えます。北海鬼ごろし、暑寒おろし、にごり酒、大吟醸、特別純米など品数は豊富です。
 
●日本酒…純米生原酒(季節限定品、日本清酒株式会社) ¥880 720ml (価格は参考)
「千歳鶴」でお馴染みの日本清酒製。純米原酒でこの値段は安い。味は麹の香りが程良く漂い自然な感じがする。純米で生原酒と言うのは寒い北海道ならではの話し。今年の冬、この酒の存在を知った。今の所、値段・味からこれが一番。道内には未だ他にも私の知らない旨い酒があるに違いないと思う。どなたか教えて欲しい。但し原酒で。(2002/4/20)
これを書いてから買いに行ったが、やはり4月は無理であった。3月にはあったが…。次の冬まで待つことにしよう。(2002/4/21追記)
 
●えぞの誉…活性酒(季節限定品、二世古酒造) ¥907 900ml
冬にニセコまで買いに行くのは大変と思っていたら近くの酒屋で偶然見かけた。
これはどぶろくタイプの活性にごり酒なので栓を締めると爆発してしまう。それで栓には酒が呼吸が出来るように、小さな穴が開いていました。
他の酒と大きく違うのは炭酸ソーダのような刺激を喉に感じるということです。あとは麹の香りとアルコールを感じます。他には無い風味と言う点ではその季節になったら飲んで見たい一品です。
札幌だと酒・米のスーパー「ビックリッキー」で購入可能。
えぞの誉 ニセコ酒造
二世古酒造社屋(2003/8/25撮影)
「えぞの誉」を求めてニセコまで行った。しかしこんな夏にあるわけがない。この時、初めて冬季限定品であることを知った。冬を待つしかない。
発売日はその年によって違うようだ。 昨年は11月に見かけたが今年は12月も20日頃ようやく手に入れた。(2004/12/28)
そろそろ「えぞの誉」が入荷したかなと思い、いつもの酒屋さんに行ったら、黒米入りの「えぞの誉」があったので、購入してきた。さてお味はいかが。
(札幌市ビックリッキー北26条店で購入、900ml、\980、2010/12/13)
※毎日新聞道内版に掲載された「えぞの誉」の記事
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■二世古酒造 活性酒 えぞの誉 900ml Yahoo!ショッピングでこのお酒が買えます。「ロッキー」に無かったらこの方法を使おうかな。(2008/12/24の調査では在庫なし)
 
●その他いろいろ
下のお酒は酒屋で目について購入したものや頂き物のお酒です。これらの中では何と言っても「久保田萬寿」が一番良かった。何が良いかと言うと味のレンジが広く、それがバランスよく配置されているのである。先ず麹や木の香り、そして、とろみと甘味、そして最後に辛味、言うならば「一口で三度美味しい」のである。

二度美味しいのはそれほどのコストをかけなくてお出来るのかもしれないが、三度のレベルとなると高コストになってしまうのだろうか。

その次あたりには弁天、松竹梅、神聖が良かった。何せ味なんでその時の状況により変わることが多いので、今飲んだらまた違った見方になるかも知れませんが。昔は越乃寒梅(リンク先はYahoo!ショッピング)と言えば1万円もして、超高級酒のイメージがあったが、今はこの久保田萬寿あたりなのかな。 オーバーに言えば一生に一度は飲んで見たいお酒である。

下の文字リンクはYahoo!ショッピングへのリンクを表しています。銘柄に直接行くのや、酒造メーカーで検索したページに行くのや選択した文字によって様々です。
二世古酒造の原酒 男山酒造の生、雪しばれ 原酒大吟醸(弁天) 原酒(東の麓)
二世古酒造の原酒 男山酒造の生、雪しばれ 道外:原酒大吟醸(弁天
後藤酒造(山形県高畠町)
道外:原酒(東の麓)
遠藤酒造(山形県南陽市)
花衣原酒 松竹梅 原酒  萬寿久保田  神聖大吟醸
道外:花衣原酒
川辺酒造(兵庫県猪名川町)
道外:松竹梅 原酒
純金箔入り特別純米酒
 道外:萬寿久保田
純米大吟醸酒、朝日酒造
道外:神聖大吟醸
山本本家(京都)
天狗舞 久保田城 小林酒造 生原酒 山猿 くら クース
道外:天狗舞
石川県 車多酒造

道外:久保田城
秋田酒類製造
小林酒造 生原酒 道外:山猿
黒木本店 尾鈴山蒸留所
道外:くら クース
沖縄 ヘリオス酒造
「純米吟醸無濾過生原酒」とか「活性にごり酒」あたりをいずれ飲んで見たい!5000円以上買うと北海道・沖縄では500円、他の地域では無料となる。「えぞの誉」と飲み比べて見ると面白い。肴は当然「鮭の飯寿司」、自家製「いずし」もあと2週間もすると完成!(2005/12/4、今回もそこそこ美味しく頂きました。)
 
■無濾過生原酒Yahoo!ショッピングで検索して見たら何と100件以上もありました。
■新潟県産地酒「久保田」 Yahoo!ショッピング内の「久保田」販売ページにダイレクトにジャンプします。ここからお好きなのをお選び下さい。この「くぼた」はお酒好きな方への贈答用として適していると思います。レビューを読むと「父の日」のプレゼント用して結構買われているようです。なおこの酒は未だ飲んだことが無いのでコメント出来ず。
■山形県高畠町 後藤商店「弁天」 Yahoo!ショッピング内の「弁天」販売ページにジャンプします。高島屋のお歳暮用品としてまた種類は完全無農薬米を使った特別純米酒「自然酒」や山田錦原酒など約20種類の中から選択できます。管理人はかつて山形県にも住んでいた事があるのですが、当時は「東光」、「米鶴」、「初孫」などを良く飲みました。
   
●鮭の飯寿司・・・自家製
飯寿司  佐藤水産の飯寿司
         自家製の飯寿司                         佐藤水産の飯寿司
店で売っているのは速成のせいか味が薄い。発酵製品独特の味わいがない。酸味、えご味(えぐい・・・あくが強く、のどをいらいらと刺激する味がある。「広辞苑」より引用・・・からの派生語。 あまり流通していない言葉。) 、漬け物としての野菜のうまみに不満が残り自作となりました。既製品とは全く違ったものに仕上がりますので興味のある方は作ってみてください。
●かまぼこ・・・パンロール かま栄 小樽市
パンロールかま栄のかまぼこは小田原のかまぼこや仙台の「笹かま」とは食感が違う。コリコリというよりもサクサクといった感じ。「かに甲ら」「極上うに」「かにかま」などの高級品はもちろんうまいが、私は「パンロール」が値段からして一番いいと思います。

かま栄製品は小樽市以外では札幌のデパート、千歳空港ロビー内で買えますが「パンロール」や「きんぴら」といった製品は小樽、札幌でないと買えないかもしれません。
※添加物なしの蒲鉾は稚内・石崎商店(かま栄に飽きた方にもお薦めです。)
写真はパンロール
  
豆腐けんちん豆腐けんちんとパンロール
豆腐けんちん(左)とパンロールに野菜を添えたおつまみ
●水産加工品・・・マスの熱燻製、キングサーモンの兜焼き 佐藤水産の製品 石狩市
佐藤水産は多種多様の水産加工物を作っています。「石狩自慢紅鮭はさみ漬け」「昆布巻」「熊笹かまぼこ」等どれをとってもよくできています。特に気に入っているのが「マスの熱燻製」(¥500)、「キングサーモンの兜焼き」(¥350)で値段もリーズナブルです。国道231号線沿いにある「サーモンファクトリー」のほか札幌のデパート「丸井、三越」などで買うことが出来ます。
骨まで食べられるように加工した宗八がれい等は栄養面で優れているので、行く度に買っていましたが、最近は圧力鍋を使って作るようになりました。(2008/12/21)
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■佐藤水産のイクラや新巻鮭など Yahoo!ショッピング内の佐藤水産ページにジャンプします。今は東急とか松坂屋のお歳暮用として販売されています。残念ながら飯寿司はありませんでした。札幌近郊の方なら札幌駅前店が一番便利です。
 
●ヤリイカの刺身
やりいかやりいか 10月〜4月にかけて出回ります。皮は簡単にはがすことが出来るので加工しやすい。また内蔵が非常に少ないのでまるごと食べられるといった特徴があります。
本州で暮らしていた時、食べたイカとはまるで違う。とにかくイカの味がするのである。いかに以前はまずいものを高い値段で買って食べていたかが分かる。お勧めは頭の部分、ヌメヌメとイカっぽく珍味です。
Yahoo!ショッピングで検索して見たら2ハイで1,500円と言うのがありました。普段食べているのに比べると4倍くらいかな。買うなら北海道産の方が好いと思います。
■Yahoo!ショッピングの「ヤリイカ」へ
●赤エビ
体長10cm位になったのがおいしい。冬になると大きくなったのが出回る。甘エビの味をもっと濃くした感じで殻が薄いので全部食べることも可能。5尾で750円くらい。頭の部分のドロドロしたところがヤリイカ同様絶品。
Yahoo!ショッピングの「赤エビ」ページへ
●海藻類・・・まつも(松藻)  
北日本の浅海の岩上に生じる茶褐色で磯の香りがする海藻。北海道では日高が産地。あまり出回っていないので手に入れにくい。一部デパート、日高三石、浦河などの物産館で売っている程度です。雑煮の類に入れて食べるのが最適です。
(1999/09/19追記)
石狩市佐藤水産(サーモンファクトリ)にも売っていました(2枚で800円)。

右のまつもは生のもの。乾燥した製品の方が磯の香りがして好きなのだが何せ貴重品に付き高いのが難点。
生まつも
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■三陸産の焼まつも Yahoo!ショッピングで買えます。北海道日高産のものは無く、但し東北三陸産の焼まつもです。雑煮の中に入れると磯の香りがして美味しいですよ。
 
 
●蔵元直営店や北海道の地酒を飲める店(札幌市限定)  
七番蔵(小林酒造) 札幌市中央区南2条西4丁目フェアリースクエアビル1階
電話 011-271-1947
直営 千歳鶴(日本清酒) 札幌市中央区南5条西3丁目ニューススキノビル1階
電話 011-531-4788 FAX 011-261-2014
しみじみさっぽろ 札幌市中央区南6条西4丁目(すすきの市場向かい)
Tel.011-563-1100 Fax.011-563-1121
営業時間/17:00〜0:00 年中無休
居食酒家 蔵屋 札幌市中央区南3条西2丁目 I.C.C.南3条ビル2階
電 話:011-223-7778
営業時間:17:00〜翌1:00  日曜・祝日17:00〜24:00
年中無休
 
    

北海道の蔵元一覧表

 
酒造会社名 住所・電話番号
北の誉酒造株式会社 小樽市奥沢1丁目21-15  (0134)22-2176
雪の花酒造株式会社 小樽市真栄1丁目8番1号  (0134)22-4364
株式会社わたなべ
小樽市稲穂4−6−1  (0134)240101
田中酒造株式会社 小樽市色内3丁目2番5号  :(0134)23-0390
日本清酒株式会社 札幌市中央区南3条東5丁目2番地  (011)221-7106
男山株式会社 旭川市永山2条7丁目 (0166)48-1931
高砂酒造株式会社 旭川市宮下通り17丁目  (0166)23-2251
合同酒精株式会社旭川工場 旭川市南六条通19丁目2182番103  (0166)39-3789
小林酒造株式会社
夕張郡栗山町錦3丁目109番地  (0123)72-1001)
金滴酒造株式会社 樺戸郡新十津川町中央 (0125)76-2341
有限会社二世古酒造 倶知安町字旭47  (0136)22-1040
国稀酒造株式会社 増毛郡増毛町稲葉町1丁目17番地 (0164)53-1050
山田酒造株式会社 北見市山下町2丁目ユニオンビル  (0157)24-5717
福司酒造株式会社 釧路市住吉2-13-23 (0154)41-3100
碓氷勝三郎商店 根室市常盤町1丁目6番地 (01532))3-2010
 
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